この世は自分の内面が映し出される世界
突拍子もないことを書くようですが、
私たちが生きるこの世は、現し世(うつしよ)とも言われるとおり、
どうやら自分の内面が外側に映し出されている世界と言えそうです。
このことは、ジェームズ・アレンが書いた『原因と結果の法則』という本の冒頭にも書かれています。
心は、創造の達人です。そして、私たちは心であり、思いという道具をもちいて自分の人生を形づくり、そのなかで、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。私たちは心の中で考えたとおりの人間になります。私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡に他なりません。
「原因」と「結果」の法則 ジェームズ・アレン
私自身も何十年か生きてきて、それはほぼ確定じゃないかなと思ってます。
ということは、
どういうことなのでしょうか?
今の自分がどういう人間なのかが分かる
それは自分を取り巻く環境や人間関係などを見れば
『今の自分がどういう人間なのかが分かる』システムになってるということです。
例えば、
・もし、自分が刑務所にいて、犯罪をした人達の中にいるのならば、自分はきっと犯罪者なのです。
これは『類は友を呼ぶ』のパターンです。
・もし、自分の周りに親切な人が多いなあと感じるならば、自分はおおむね親切な人なのです。
これも似た者同士が引き合うパターンです。
・もし、自分の周りには「イヤな人しかいない!」ってな場合は、自分もきっとそういう人間だったりします。
それはおかしい!( `ー´)ノ
私はいつも人のために尽くしています。だけど、私の周りには、人の優しさにつけ込んでくる自己中だったり、高圧的な輩ばかりです。( ノД`)シクシク…
って場合は、ちょっと違うパターンで『正負の法則』が働いてるかもしれません。
どういうことかというと、
あなたの弱さを穴埋めするかのように、あなたを利用する自己中だったり、高圧的な方々を引き寄せてるパターンってことです。
素直な人や純真無垢な人にワルい人が近寄ってきて、だましたり、悪に染めようとするのもこのパターンです。
つまり、どっちか片方に偏ってると「バランスをとってくださいね」ってことで、反対側の人間がやってくるということです。
いずれにせよ、自分の弱さだったり、無知だったりを教えてくれてるのです。
つまりやっぱり、この世は『今の自分がどういう人間なのかが分かる』システムになっているのです。
ではなぜ神様は、こんな装置を作って、私たちをこの世界に放り込んだのでしょうか?

それは神の愛です。
まあ、それはそうでしょうけど・・・
愛の一文字でなんでも片づけてしまうのは神様の良いところでもあり、悪いところでもあるので、なんとか考察していこうと思います。
私たちは誘導されている

なぜ私たちはこの世にいるの?
その目的は、さっきから何度も書いてるとおり『自分がどういう人なのかを知る』ためです。
つまり、自分の現状を把握するためです。

なぜ現状を把握する必要があるの?
現状把握する時って、どういう時かを考えると分かりやすいかもしれません。
例えば、ハワイに行こうという時に
- 今自分はどこにいるのか?
- 所持金はいくらなのか?
などを知らなくては、どの交通機関を使えばいいのか分かりません。
つまり、私たちは
『どこかに向けて進もう』という時に現状把握をするのです。
じゃあ、私たちは
どこに向けて進もうとしてるのでしょうか?
というか、どこに向けて導かれてるのでしょうか?
それはきっと『自由』に向けてです。。。
( `ー´)ノ「それはお前のテキトーな推論だろ!」
( `Д´)ノ( `Д´)ノ「そうだそうだ!」
そうです。
テキトーな推論です(笑)
でも話を続けます。
とらわれた地球人
これも推論ですが、ワレワレ地球人はもれなく何かに囚われています。
もれなくというと、大げさかもしれませんが、
たいていが囚われた地球人(笑)なわけです。
何にとらわれているかは人それぞれですが
おおむね皆とらわれています。
注)お釈迦さまとか悟りを開いてる人は例外とします。
とらわれてるってことは、
みんな漏れなく不自由なわけです。
地球人みんなが不自由な状態からスタートしてるってことは、ワレワレ地球人のゴールは、きっと反対側にある『自由』ってことになるのではないでしょうか。
( `ー´)ノ
「論理が無理やりだけど、真理な気がするゾー」
( `Д´)ノ( `Д´)ノ「そうだそうだ!」
苦難苦悩は「そっちじゃないよ」のお知らせ
『自由』とは、どういう状態かを調べてみました。
自由とは、他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていることをいう。
ウィキペディア
自由な時、人は苦悩などありません。
不自由な時、たいてい何かしらの苦悩を抱えています。
苦難苦悩は、
「そっち行っちゃダメよー」というお知らせです。
水に潜って息ができなくて苦しいのに、
さらに潜ったら、もっと苦しくなりますよね。
そういう時は、水面に浮かんで呼吸をしましょう。
それと同じで、苦難苦悩は
「そっちじゃないよ、力を抜いて浮かんでね」
って教えてくれてるのです。
とはいえ、人生に学びのためにさけられない苦難苦悩イベントもあります。
そのことについては、こちらの記事に書いてますのでよかったら見てくださいませ。
矛盾を受け入れる
人生っていろいろ矛盾してるんですよね。
正義だ悪だと白黒はっきり決められません。
そのことを受け入れてやってくしかないような気がしてます。
今回は以上です。
最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
このブログが少しでもどこかにいる誰かのお役に立ってることを願います。